2011年5月21日土曜日

協力隊感謝祭

しばらく前(かなり前!)の話ですが…
3月5日に協力隊感謝祭というものをやりました。
これは、泰阜村で緑のふるさと協力隊が活動を始めて二年ということで、その活動内容を村の皆さんに伝えるべく企画しました。本来、他の協力隊派遣地では「活動報告会」という形で、役場の人たちやお世話になった人達を限定で呼んで、というスタイルが主ですが、私たちは「限定せずに」イベントとしてやることにしました。


11:00からスタートし、まずはつっちーの「ふるまいカレー」。彼が自慢の腕を振るって、前日にカレーを作ってくれました。それを皆さんに無料で提供します。ご飯は横前家作。クッキーやジュースの差し入れも頂きました。
展示ブースも作り、そこでは活動の報告やフォトギャラリーを掲示しました。



「きっと全然来ないかも…」と思っていたけれど。
予想以上の大賑わいで、びっくりするやら嬉しいやら。
忙しすぎて、あまりきちんとした対応ができなかったんじゃないかなと、後から反省してます・・・。




イベントその2。
ほうれん草の種まき競争。
普段、私たちがやっているものと同じ方法で撒いてもらい、一枚撒き終わったときのタイムを競います。ちなみに、参加賞はほうれん草一袋!



子供たちに囲まれてるつっちー。
楽しそうで何よりです♪





夕方には、私たちの活動報告のプレゼン後、つっちーのギターと私のエレクトーンによる演奏もしました。このとき演奏したのは、「風の通り道(となりのトトロ)」「ひまわり(「てっぱん」より)」アンコールで「ありがとう(「ゲゲゲの女房」より)でした。お世話になった農家さんにもこのときたくさん来ていただいていたんですが、はじめて聴いてくださった方も多くて・・・いつも農作業でなかなか来られない人たちに聞いていただけてよかったです。

さらに、夜はお世話になった人たちとの送別会。川ちゃん作のほうれん草を使っての常夜鍋でした。全部で20人くらいだったかな?買出しは、私たちで行ったんですが、送別会ということで会場での準備は役場の担当さんたちにお任せすることに・・・大根おろしの量だけでもけっこうすごかった・・・(汗)最後の最後にいろいろお世話をおかけしました。


そして、最後の〆。
組合長さんからのご挨拶を頂いたあと、私たちも最後のご挨拶をしました。ほんと。一年間、本当にいろいろなことがあり、これまでの人生の中で一番輝いていた一年でした。初めて唐笠駅に降り立ったときには、「一体どんな一年になるんだろう?」と、期待と不安で複雑な心境で…隣にいたつっちーは、全く知らない宇宙人だったわけだし、知らない土地で、知らない人ばかりで…でも、持ち前の「なんとかなるさ♪」の精神でずいぶん乗り切ったんじゃないかと思います。
また、いつも村の人たちには気に掛けていただいて、寂しい思いをすることなく楽しく過ごすことができました。月五万円の生活費だったにもかかわらず、飢え死にするどころか健康的な食生活だったし♪やっぱり、都会よりもおいしいものがたくさんあります!
担当さんとの一年間も気になるところでした。派遣前に電話で話したきりだったので、「ハゲててメタボで脂ギッシュで取っ付き難かったらどうしよう(大汗)」と内心ドキドキだったけど、現れたのは年齢不詳の爽やかな人(オジサン?)だったなあ。ただ、私が四月から役場の職員として仕事をしている今でも、時々おしゃべりに行くと決まってイジってくるので、一年間で培った話術で楽しく反撃しています。ま、何はともあれ、協力隊の活動は担当さんに左右されます。泰阜は、非常に上手くフル活動できたんじゃないかな。




四月からは、村役場の職員として福祉の仕事をしつつ、保育園で給食の献立を立てています(栄養士の資格がやっと陽の目をみることになりました)。
そっちの話は、「響きわたるは大空と大地の音2~南信州泰阜村にて里山暮らし満喫中~」で引き続き語ることにして…。http://midorinofurusato2.blogspot.com/

ひとまず、このブログは「協力隊終了」ということで閉じようと思います。
…って、もう六月の声を聴き始めてる時期なんだけど。
四月から、既にいろいろありました。ネタはたくさんあるので、また読んでくださいね♪

一年間、本当にありがとうございました!
感謝感謝でいっぱいです!!!