2010年7月22日木曜日

今日のお仕事


今日(21日)は、集落訪問の日。
梨久保の折竹さん宅で、道路脇と畑の草刈りをしてきました。

道路脇と言っても、足場の悪いところをビーバー(草刈機)で刈ります。
「危ないから僕がやる」と、つっちーががんばってくれました。
最近、こんな感じにカッコいいことを言ってくれます。


私と折竹さんは、道路の掃き掃除。
カエルがびっくりしたそうで出てきました。





捕まえてみました。
正面顔を撮りたかったのに、「助けてくれ~」って感じになってしまいました。
黒目のカワイイ子でした。
このあと、草刈りの犠牲にならないように、遠くへ放してあげました。





畑は、川ちゃんが担当。
来月にはこの使っていない畑をお借りして、蕎麦の種をまくことになっているからです。
この時点で10:30頃。
今日も暑いです。


お茶を頂いたあとは、私も参加。
ビーバーは以前、休みの時に横前さんからつきっきりでレクチャーして頂いてました。
そのおかげで、今回はなんとかエンジンもかけられて、一人でできたかも。
ちなみに振動がすごいので、確か労働基準法では15分ごとに休憩を取ることになっていたはず。
危険だけど、ビーバーはなかなか楽しい♪

結局、畑の草の根がすごくて、耕運機では歯が立たず…。
また出直してくることになりました。

弓道 飯伊大会


19日は、弓道の飯伊大会のお手伝いに行ってきました。
というのも、私はまだ的に向かえず…(的に向かおうものなら、矢があらぬ方向に飛んでいくこと間違いなし!)
なので、今回は裏方のお手伝いです。
今年は七年に一度の大会当番の年。
設営準備が色々ありました。
到着すると、まずはお茶の準備。
だけど、段取りが分からなくて、最初はあたふた(汗)。
出し忘れがなきゃ良いけど…。

競技は個人戦⇒団体戦の順。
私は、矢が当ったか当たらないかを判定するボードを担当しつつ、写真を撮ってました。
判定は、まず目視。はっきりしないときは双眼鏡で確認。それでも分からないときは、とりあえずそのまま。
四本の持ち矢を放ち終わると、的の傍まで行って最終判定をし、矢を回収します。
ちなみに、矢を放つことを「行射」というそう。

大会だから、やっぱり色々な人がいました。
上手い人は、「皆中」(四本の矢が全て的中)することもあり、その時は拍手をして称えます。





行射の位置から、少し下がったところから撮った写真。意外と的は小さい…。これに四本とも当てるのは、相当な練習量が必要かも。
その日の精神状態もあるだろうし、そんなことを考えると「皆中」は至難の業に近いかもしれません。


そうそう。
この日はまた、特別暑かった!(大汗)
判定ボード付近は、とりあえず日陰。行射は屋内で行っているものの、やっぱり暑い。
私服の私はさておき、選手の皆さんは袴姿の稽古着で参加しなければなりません。
薄手とはいえ、和服の襟は暑そうでした…。

お休みの日のお仕事 その二


17日の午前中は、稲伏戸地区の道端に咲いている(咲きそうな)ユリの花を助け起こす作業をしてきました。
これを思いついたのは、相方のつっちー。あじさいウォーキングの時に気づいたのだそう。ユリの花は、もうすぐ咲きそうで、蕾が重く…それで下がってしまっていました。このままでは、車が通ったときに当たってしまう!

というわけで、竹を使って添え木をすることに。
別の日に、鉈をお借りして竹を切りだしてきました。ちなみにここは横前邸の裏。


私は鉈を使うのが怖かったので、キノコの写真を撮ってました。
食べたら大きくなれそうな感じのキノコです♪




今度は、それをユリの根元などに差して、紐で固定。
これだけで、ユリはしっかり起き上がってくれました。
ただ、残念なことに、すでに折れてしまっているものも。
来年の協力隊には、早めにできるようにしっかり申し送りをしないとね。


これは別の場所で咲いていたユリ。実はこんなに大きいんです。香りもしっかりしていて、傍に行かなくても香るくらい。そういえば、漆平野へ向かう途中、温田の辺りでもたくさん咲いていました。
地主さん曰く、お見舞いにユリの花は持って行ってはいけないそう。香りの成分など、患者さんに悪影響を及ぼすことがあるそうです。





最後に、役場の傍のお気に入りスポットで、今年の我が愛車と♪
すっかり夏空で、空と雲の色のコントラストがとてもキレイです。

2010年7月20日火曜日

あじさい巡り

ブログの更新が滞っていました…先週は月曜(12日)以外、全部が朝から晩まで予定がギッシリ(汗)。
お呼ばれだったり、お祭りだったり…と毎日様々で。とてもありがたいことです。
加えて、エレクトーンの練習が…こちらは、そろそろ首が締まってくるような思いをする時期です。

12日は、漆平野と梨久保のお年寄りの方々と一緒に、稲伏戸のあじさい園に行ってきました。
天気はあいにくの雨模様で、相方のつっちーと二手に別れて車で迎えに行きました。
あじさいは丁度良く見頃を迎えていて、皆で東屋で一休み。
時々激しく降る雨の中だったけど、とてもキレイでした。



このお三方は、実は同級だそう。集落訪問の時に、話には聞いていたけど…実際に会うのはかなり久々とのこと。





雨の合間を縫う用に、記念撮影もできました。生き活き通信(村内向け配布の協力隊活動記録)で使った写真は、実はコレ。余談ですが、三脚はベンリです。はい。




お昼は、あいパークやすおか内にある「おより亭」にて。
役場からも近いということで、横前さんも来てくれました。普段忙しくて、なかなか会いに行けないということで声をかけたんですが…うーん。やっぱり、こちらも久々に会ったということで昔話に花が咲きました。

全員で記念撮影♪
全員で…って写真はその場の雰囲気もあって、なかなか撮れないかなあ…と思う今日この頃。
これからもどんどん撮れたら良いな~♪
ちなみにこの後、昨年度協力隊だった川ちゃんのハウスを見学。
ほうれん草の周年栽培を目標にがんばっている彼の畑を見たいというのも、今回の目的でした。
写真はないけど、車から降りて皆さんしっかり見学してました。

そして、一軒一軒お宅へお送りしてプチツアーは終了…。
今週にするか、この日(12日)にするかでつっちーと悩みましたが…結局、かなり急だけど計画を実行しました。
今思えば、この日で良かったと思います。
今週だと梅雨が明けてしまっていたし、候補に挙げていた14日は実は大雨。
村内でも通行止めなど災害が発生が発生するほどでした。
また、お年寄りの皆さんの楽しそうな姿が見られて、とても良かったです♪
いつもの集落訪問の時とはまた違っていて、皆さん、はしゃいでいた感じもありました。

さて。
今度はこの写真を印刷してプレゼントしなければ♪

2010年7月12日月曜日

休日のお仕事


前日のあじさいウォーキングは楽しかった~♪
だけど、起きてみたら筋肉痛…。
笑うとお腹は痛いし、腰から下が痛い…(汗)
しくしく…(泣)
日頃の運動不足がモロに祟った結果です。


さて。
今日は曇空。
つっちーからメールがあり、ブルーベリーの収穫に行ってきました。
彼は管理を任されたそうで、収穫した実は協力隊直売所で販売し、売れたお金は我々協力隊の活動資金になるというプロセス。
協力隊は現金を一切頂いてはいけないけれど、何か事を起こそうとすると少なからずお金が必要…。
というわけで、このプロセスはとってもありがたいのです。
大体一回りすると、鍋二つ分くらい収穫できました。
直売所で売る分を取り分け、残りは私が持って帰りました。
ふふふ…。
こんなに大量に手に入るなら、作ってみましょう♪


用意するのはブルーベリーと砂糖。
実の重量の50~70%の砂糖を計量します。
今回は、ブルーベリー900gに対して砂糖500gで作りました。
同時に、ビンとフタを入れた大鍋を火にかけ、ビンを茹でます(=煮沸消毒)。
煮沸消毒するときは、水から徐々に、が基本。
でないと割れてしまいます。
それと、シリコン製のフタはできないので今回はビンだけ消毒しました。


鍋にブルーベリーと砂糖、水を少量入れて火にかけます。中火でコトコト…。焦げないように、時々混ぜます。
実が酸っぱいので今回は砂糖のみでしたが、果物によってはレモン汁を加えることもあります。
煮詰めること15分。20分以上煮込むことがないようにします(色や香りを損なうため)。
いつも失敗してしまうのは、ジャムというよりソースになってしまうこと。
果物って、意外と水分が出ます。適量の水は焦げ付き防止に入れてるけど…要らないんじゃないか?くらい。
今回も「ブルーベリーソース」になってしまいました(大汗)
でも、これで朝のヨーグルトのお供ができた~♪
このころには煮沸消毒も完了。
熱いビンに注意しながら、熱々のソースを詰め、しっかりフタをして逆さにしてこのまま冷まします。
本来なら、さらに蒸し器で20分ほど加熱すると脱気処理ができて長期保存のできる瓶詰めになるけど…。
ないので、逆さにしてます。これでも脱気はできるらしい。

ちなみに、以前作ったリンゴ酢の中身でプレザーブも作ってみました。
りんごが煮崩れるくらいまで煮詰めたので、火にかけていた時間は長め。
元々が甘酢漬けなので、酸味を飛ばす意味でも長めに火にかけてましたが…。
見た目ジャムっぽいのはこっち。
ただし、味見をしたらやっぱり酸っぱいかも?

冬の食生活を豊かにするべく、長期保存の方法が考えられたのかなあ…。
今度は、大量のトマトと格闘します!
ホットソースやトマトソースの瓶詰めにする予定。
なんだか、ローラ・インガルス・ワイルダー作の「大きな森の小さな家」を思い出しました。
が。
今年からのひとり暮らしなので、ビンを買ってこなきゃならない…。
求む!!空きビン!!

7kmの道のり


10日は、村のイベントで「あじさいウォーキング」なるものがありました。
あじさいを見ながら、山道をトコトコ…というこのイベント。相方のつっちーは、その運動時の酸素吸入量を測定すべく、防塵マスク…いやいや酸素吸入マスク(?)をつけて、腰にジージーと鳴っている測定器を付け、大学の先生と一緒に歩いてました。

私はというと、差し入れのトマトを車まで取りに行ったりとすでにダッシュをしていた上、皆に置いて行かれた~(大汗)この時点ですでにしんがり…。
結局、コースもよく分からないし、前を行く人は全然見えないし…だったので、担当の横前さんの後をくっついて行きました。

途中で、神奈川の逗子から参加しているというおじさんと遭遇。
私も一応関東出身。
なんだか地元ネタで盛り上がりました。
それと、方言ネタ。
「みやましい」とか、「ずく」、「らんごく」などなど…。
私もこっちに来た当初は聞きなれない言葉がけっこうあったけど…。
今では、けっこう自然に方言が出てます。使い慣れるとこっちのほうが良いかも。
だけど、実際文章で「書く」となればどんな字がくるのか??
それは横前さんたちに聞きました。
とくに当てはまる漢字はないそう。
ちなみに北信では「ささらほうさら」と言う方言もあるらしい…。
途中の休憩では、おやつにトマトを頂いてまるかじりしたり、みんなで写真を撮ったりと楽しかったです。

稲伏戸のあじさい園は、ちょうど見頃。
斜面一面にあじさいが植わっています。が、圧倒的に青が多い!
…ここの土壌は酸性なのか~…と妙なことを思ったり。
月曜日のプチツアーもここまで来ます。
ちょうど見頃だねぇ…。お花はやっぱりキレイです♪
ちなみに、あじさいって香りがないの。あれだけ花があるから、少し位香りがあってもよさそうなものだけど…。
後半は大分しんどくなってきて、到着する頃には股関節が…(汗)
日頃の運動不足が祟っています。
泰阜に来てから、意外と車生活なもんで…。
お昼は豚汁が振舞われ、おかわりをしつつ皆で楽しく食べられました。

そうそう。
道中、こんなあじさいを見つけました。
ちょっと色が混ざっています。悩ましげ…?いやいや、中性土壌だったのかも?
これもまた、キレイです♪

2010年7月8日木曜日

梅雨の日のお誘い

今日(7日)は、集落訪問の日。
相方・つっちーと共に、梨久保地区へ。

…の前に。
国民年金をこっちに来てから払っていなかったので、「今日こそは!」と郵便局へまず行ってきました。
無事に三ヶ月分を収めたので、来月末までは大丈夫。
ついでに切手も買いました。
その時に、こんな葉書を発見。
それぞれ一枚180円で売ってて、定形外なので120円の切手で送れるとのこと。
りんごの葉書は「ご当地フォルムカード」と言って、長野は他に松本城の葉書もありました。
どうやら、全国の郵便局にご当地のカードがあるらしい…。
一覧を見たら、山口県はフグの正面顔!
…これ、欲しいな~…。
他に、福岡は明太子の葉書、京都は舞妓さんの葉書、奈良は鹿の葉書だったりします。

それと、郵便ポストの葉書はその郵便局のオリジナル。
ちゃんと「泰阜郵便局」って入ってます。これも全国の郵便局にあるらしい…。
全国に散らばっている協力隊の同期で、こんな「ご当地」の葉書のやりとりもできると良いな~。
七月は暑中見舞い、八月は残暑見舞いの時期ですし。




梨久保集落では、アジサイの見頃を迎える稲伏戸へのプチツアーのお誘いをしてきました。
明日は漆平野へもお誘いの声をかけにいきます。
行ける方は少ないかもしれないけど、楽しい日にできると良いなあ…と思っています。
途中、寄り道をして写真撮影。
直さん宅の植木鉢には、こんなかわいい花がたくさん咲いてました。植木鉢は小さいけど、色々な色と数がたくさんあったので圧巻です。

定番のツユクサもありました。この花は青の色がキレイなのでお気に入りの花の一つです。
朝だけキレイに咲く花なので、お昼くらいにはしおれているはずなんだけど…みやましく咲いていて良かった♪



それと、訪ねたお宅の隣の空き家にて。軒下の砂地にこんなものがありました。
この穴、全部アリジゴクの巣!
アリが迷い込んだら、これがホントの蟻地獄…。相当な数があるなあ。
この写真だと、ちょうど半分くらい。アングルの関係で全部は撮れなかったけど、実際はこの倍くらいはあります。他のお宅でも、軒下にはアリジゴクの巣があることが多いです。


これは梨久保のお宮さん。
無形文化財「榑木(くれき)踊り」で使われていたであろう道具が舞台の下の倉庫に眠ってました。
今では、高齢化の為に踊ることができる衆がいないそう。


お宮さんの建物の両サイドに打ち付けられている亀のモチーフ。
左右対称になるように、反対側にも打ち付けられていました。


村内には、至る所にこんなかわいい街灯が立っています。
村花のカタクリをモチーフにしたライトだそうだけど…なんだかメルヘンな感じでほのぼのします。
ただ、私の家の周りには街灯すら無いなあ。夜は真っ暗。


折竹さんという方のお宅では、珍しい八重咲きの桔梗が咲いてました。しかも白い。盆花なので、本来なら来月中旬ころに見頃を迎える桔梗だけど、最近は陽気の関係か前倒しで咲いてしまうんだそう。




こちらも折竹さん宅にて。見事な月華美人です。
折竹さんはお花の管理が上手で、畑にもグラジオラスやダリアなどが咲き誇ってます。花いっぱい運動で配ったマリーゴールドも蕾ができてました。
「キレイに咲いても、他に誰も見てくれる人がいないから」と、言っていたけど…。
きちんと手入れされた分、花も応えてくれているみたいで。どれも本当にキレイでした。

で、肝心のプチツアーですが…。
まだ日程は調整中です~(汗)
明日、一人で残りの集落を巡ることができるのかが心配…。

2010年7月7日水曜日

自然の営み


6日は朝からトマトの収穫でした。
協力隊になってトマトの植えつけをして、誘引作業に通うこと数回…。
あの苗は…今では、私の背を追い越す勢いで成長しました(私の身長は168cm)。



収穫作業と言っても、まだあまり赤いトマトは無く…。
三人でひとつのハウスを見て回っても、採れる量は10コいくかどうか。
これからドンドン赤くなっていくであろうトマトの予備軍はたくさんあるけどね。
とってもツヤツヤです。



対象のハウスを見て回った結果がこちら。
まだ青いトマトは、これから追熟させるために早く採っています。
完熟トマトが食べられるのも、もうすぐです。
そういえば、診療所のそばにある「協力隊直売所」でも、トマトが出始めています。
にしても、ハウスの中は暑い!!!
日焼け止めを塗っていようが、日光というものは容赦無い。
結局、一日でかなり日焼けしました。



そうそう。
以前紹介した「ツバメの赤ちゃん」は、こんなに大きくなりました。
まだ尾羽根が生えそろっていないし、上手く飛べないそうで巣の周りにいたりして、親鳥からエサをもらってますが…。
巣立ちももうすぐ。
ちなみに、お隣りの巣では雛が顔を出さなくなりました…。
ツバメの世界でも、全てが上手くいくわけじゃないのね。

2010年7月6日火曜日

カブの煮物と不在者投票

月曜日は、デイサロンでお年寄りの皆さんと過ごしています。
最近、90歳のおばあちゃんが私の名前を覚えて呼んでくれるようになって嬉しいな。
この活動は五月からで週一回。なので覚えてもらうには、なかなか時間がかかっています。

さて。
夕方、役場へ行ってきました。
派遣先であるNPOから文書が届いていたので、指示を仰ごうかと思ったんだけど…。
行ってみたら、役場の中はガラガラ。
聞けば皆さん、村内の草刈りに行ってしまったとのこと。
私もちょっと前に参加したことがあるけれど、皆でやるのでキレイになるまでの時間が早いです。
都会では、シルバー人材センターの人達がやっていることがほとんどかな。

役場に行った目的はもう一つ。
初めての不在者投票をするためです。
泰阜に来てまだ三ヶ月未満なので、選挙の場所は実家の東京になっていました。
なので、投票用紙を送ってもらい、役場の人の立ち会いの下で投票します。
が…
せっかく送ってもらった投票用紙なのに、ちょっと失敗(大汗)
総務課の人たちに笑いを提供しつつ、無事に投票できました。


帰宅すると、ちょっと煮物を作ってみようと思い立ち、冷蔵庫をゴソゴソ。
頂いた葉付きの巨大なカブもあるし、油揚げもあったので本を見ながら作ってみました。鍋いっぱいにできたので、タッパーに入れて冷蔵保存。
ササミも見つかったので、中華風の炒め物が主菜の夕食でした。
ちなみにご飯は、昨日横前邸で頂いた味ご飯の半分。
おかげさまで、しっかり食べられます。


そうそう。
支度中に、下の畑からトランペットの音が聴こえてきました。
どうやら練習している模様。
曲はエーデルワイスでした。
こっちも音で応えようかと思ったんだけど、残念ながら一曲通して終わってしまいました。
次回はぜひやってみようっと♪

雑草が堆肥に変わるとき

朝から電話がかかってきたり、速達がきたり…となかなか出られなかったけど…。
今日は日曜なので、自分の畑の手入れに出かけました。


畑は協力隊のつっちー&川ちゃんと共同で世話をしています。
が、このところの雨で畑は草が生い茂り…
「上から見てたが…ちょっと草刈りしたほうがいいぞ」と横前さんのアドバイスもあり、梅雨の晴れ間を使って草刈りをすることにしました。
畑は横前邸の下。方方から苗を頂いて植えているので、かなりバリエーションに富んでますが…
もはや何が植わっているのか分から~ん(汗)
というわけで、草削りでひたすら雑草と戦っていました。
つっちーも来て、彼はトマトの誘引や、新たにいただいた豆とシソの苗を植えていました。

誘引に使う竹は、横前さんS(明さんと御父上)がつっちーと一緒に切り出してくれました。
その上、横前さんには飲み物の差し入れや空いている畑をトラクターでおこしてくれたりと、色々お世話になりました。
特に、颯爽とトラクターを運転してくる姿は「おおっ!」と思いました。
いつも役場でパソコンに向かっているときには想像がつかないかも。
そこんとこは、都会の人と大きく違うところ。
特に私の父は、休日といえばアナグマのように部屋に籠もっていることが多かったなあ。
トラクターで耕すと、あんなに憎かった雑草が鋤き込まれて全然見えなくなり…。
そのうち堆肥に変わるんだなあ…と、文明の利器に妙に感心してみたり。

つっちーは、トラクターのレクチャーを受けてました。
結局、一日掛かりで草刈りと肥料まきは終了。
夕方には、横前さんSと一緒に、セロリの苗を植えに行ってきました。
セロリの苗って、園芸店では見かけることがなかったので今回初めて。
見た目は三つ葉かセリか?くらい。
帰りには、夏大根まで頂いて、お世話になりっぱなしでした。



帰宅すると、またも空がスゴイことに。
雄大で、その上すこし虹も出ていました。
すごいなあ…と思いつつ、四本になった大根をこれからどう食べようか?と思案した夏の夕暮れでした。

2010年7月4日日曜日

鳥の歌

金曜日は、はじめてお休みを頂きました。
なかなか忙しい&体力がないので、ちょっと充電しつつエレクトーンの練習をしようと思って…。
とはいえ、まずは家事。
洗濯を仕掛け、掃除をしていると…。

ゴロゴロと嫌な音が…。

さっきまで晴れていたのに、もう遠雷が!
そして、ほどなく雨が降ってきました…。
ああ…晴れると思ったのにぃ…。
洗濯をしていたのは毛布でした。こりゃ乾かんぞ~…。

結局、雨はすぐ上がったものの、降ったり止んだり。
毛布は諦めて、練習にとりかかりました。
先週末に楽譜を買ったばかりの曲なので、最初のフレーズを丹念に練習するところからスタート。
しかも、エレクトーンならではの弾き方なので、音の粒を揃えてリズムの間隔も均一に…。
外では鳥のさえずりが聞こえます。
実家では、窓を開ければ隣家の壁が見えるほど混み合って建っていました。そんな場所だから、当然音の配慮も欠かせません。エレクトーンは音域が広いので、特に低音は壁を伝ってどこまでも響いてしまいます。また、楽器は居間に置いてあったので、ヘッドホンを使っていても鍵盤を押さえる「カタカタ…」という音が響くので、家族からのブーイングが多々…。
練習は、主に寝静まった夜中にしていました。
大きな音で演奏するのは大変気持ちが良いけれど、ヘッドホンでそれをすると耳を痛めます。
最近、意識して音量を落としているものの、それでもきっと普通の人には大きいんじゃないかな。
でも、泰阜に来てからは隣との距離も遠いし、大きな音で弾いても山に吸い込まれていくみたいで。
ヘッドホンを使う時間がダントツに短くなりました。
泰阜にきて一番嬉しかったことの一つです。



と、同じフレーズを練習し続けていると、またも同じ鳥のさえずりが。
んん?
同じ練習を繰り返してみると、それに合わせて鳥も歌ってる??
ええっ?と思って振り返ると、そばの電線に鳥がとまっていました。
こっちの気配を感じてすぐに飛び立ってしまったので、どんなコだったのかは分からす終いでしたが…。
びっくりするやら嬉しいやら。
二年前まで文鳥を飼っていたので舌を使っての鳴き交わしはよくやりましたが…楽器での鳴き交わしは初めて。
なんだか童話のような一コマでした。
また一緒に歌えないかな~…♪

2010年7月2日金曜日

味覚探訪 その4

昨日の集落訪問のこと。
漆平野の静子さん宅に行ったとき、またも衝撃的なものが食卓に並んだ…

他から頂いたという、イナゴの佃煮!!!


イナゴと言えば、昆虫の中でもっともポピュラーな佃煮。
…話には聞いていたけど…


やっぱ、バッタだなあ。

しかも、このイナゴたち、かなりスリムだそう。太っているものは、やっぱり美味しいらしい。
そして、私はまた箸でつかんで、しげしげと観察してしまった…。
ただ今回は、相方のつっちーも一緒。
彼はバリバリとおいしそうに食べてました。
うう…そりゃ、パリパリしてて食感はいいけどさ。
足が歯に挟まるとエライ(大変)よねぇ(汗)。


さて。
実は今日(一日)も集落訪問で栃城地区へ。
その場のノリでそのまま訪問診療の席へも顔を出すことになり、栃城の皆さんとほぼ一同に会すことになりました。
そんな中、お山のてっぺんに住む小山さんが「そういや、この間ヒビ(蚕の佃煮をここではそう言うそう)を食べたって言ってたな」と言ったことを皮切りに、地元の珍味の話が…
オオスズメバチの蜂の子が一番おいしいとか、マムシの皮を剥いてぶつ切りにしたものを焙って食べると美味しくて滋養強壮に良いとか。天竜川ではザザムシがとれるらしい。そして、私はみんな食べられることになっていた…。


…………


ザザムシって何っ??
聞いたら鳥肌がザザッと立ちそうな名前だなあ…。

弓道のすゝめ


協力隊担当の横前さんのオススメで弓道を始めたのは五月からでした。
都会じゃ、学校の部活くらいしかできないんじゃないか?くらい、気軽にできるイメージがなかった弓道ですが…

こっちでは、役場の下に立派な弓道場があって、道具もしっかり揃っているというありがたい環境。
しかも、村長さんから直々に教えていただける機会もあり…。
普段は、横前さんが直接の師範、ということで、皆さんに手取り足取り教えてもらってます。

素引き(矢は持たず弓だけを引いて動作を覚えること)から始まって、最近、ようやっと巻藁に矢を放つお許しをもらったトコロ。

ところが…

これがけっこうコワイ。
引くことで精一杯なので、狙いを定めるなんてことはまだまだ早くて。
この間は、放った矢が壁に当たって跳ね返ってきました。


最初はできなくて当たり前。
自分のペースでボチボチとステップを踏んでいこう、と思いながら練習してます。
20年弾いているエレクトーンだって、そうだもの。
「この曲、絶対弾くぞ!」と思って地道に練習しなきゃ、どんな曲でも弾けないのです。
「怖い」と思っちゃ余計危ないしね。
そんなわけで、今日は矢を放す寸前で戻す、というところまでの動作を練習しました。

的に向かえるようになったら、ちゃんと袴を揃えよう!って目標もあることだし。
先生&先輩方に混じって矢を放てる日を夢見つつ、地道に練習します。

表情豊かな空


先週末の夕方、役場のそばから見えた空です。

自然って、時々信じられないくらい美しい色で演出してくれます。
この空も、その色に感動!
また、役場は高台にあるので空が広いことったら!
都会ではあり得ないなあ…
雄大だ~…
と思いつつ、帰路につきました。


ちなみに10分後はこんな感じ。

自宅から撮ってます。
持ってきた色鉛筆で表現するなら、どう塗ろうかな?と思いつつ、しばし眺めていました。


こんな景色を見て育った村の人達が、やっぱり羨ましいです。
「こりゃ心が豊かになるなあ…」と思った夕暮れ時でした。

ちなみに今日は夕立空。
夕方、弓道場で練習していたときは、雷も鳴っていました。
そんな、荒々しい日もあります。