『集落ふるふる協力隊』と名づけられたこれは、「長期はちょっと・・・」と思ってる人から、「来年は協力隊になってみたい!」という人まで、さまざまな動機を持った人が参加する「オタメシ」なのです。
基本的に、地球緑化センターのホームページをみて応募して来た人達なので、全然知らない人達同士・・・
のはずが。
実は、前回の短期体験で一緒だったという人が三人もいました。
一方で、初めての参加という人は、どこか固い表情・・・。
そんな光景が、私はなんだか懐かしかったです。
というのも、私も去年3月に実施された「田舎で働き隊!」という短期体験の参加者。
そのときは、群馬県神流町に派遣されましたが・・・手厚い歓迎と「緑のふるさと協力隊」の情報を知ることができたので、いわば今泰阜にいる私の原点でもあります。
今回は「受け入れる」側に立ったので、さてどうしようか・・・。と、担当さんや相方のつっちーと色々話し合いました。でも、メインに立って計画を進めてくれたのは、どちらかというとつっちーでした。
私は13日に行われる村民芸能発表会でエレクトーンを弾くことになっていたので、その練習にかかりきりになっていたんです。
皆が宿泊するのは、廃校になった泰阜北小。
8日からは、掃除や買出しなどで通常の活動はストップしていました。学校も、使われなくなってひと夏越えてしまったので・・・カビ臭いところが・・・。
トイレでは、どデカイとんぼの死骸やら蛾の死骸やらと格闘。ストーブは、役場から調達。担当さんたちが軽トラで持ってきてくれました。
と、今度は電気が点かないと大騒ぎ。原因は、配電盤の中でも普段は触れない部分が切られていたため。そりゃ分からないなあ・・・。
ともあれ、無事にお迎えできる体制が整ったわけでした。
11日は、午前はヒマ・・・かと思っていたら、担当さん経由でテレビの取材の話がありました。
長野朝日のクルーの人達が来て、「緑のふるさと協力隊」の取材ということでお宅訪問から始まり、お昼を作ったり(実は残り物)、エレクトーンを弾いたり。初めての撮影でドキドキでした。テレビカメラというものはデカイ・・・(汗)。気にしないようにと思っていたけど、やっぱりちょっとビビってたかも。
午後は学校で食事の準備。3:00には皆が到着してオリエンテーションの始まり。自己紹介から始まって、日程の説明などなど・・・。その後、夕食の準備。最初の写真は、炭でアマゴの塩焼きを作っているところ。私はというと・・・ひたすらおでんを作っていました。「おでんの素」を使わずに、調味料を配合して汁を作り・・・あ、ダシはさすがに時間がなかったので、そこのところは顆粒ダシで妥協しました(汗)。
6:00には、「地域に学ぶ」ということで、村長さんのお話。
その後はそのまま歓迎会の飲み会。
そう!
この日程中、夕飯は全部飲み会でした!
ウチの担当の横前さんは「当然!」って感じでしたが、それを聞いたNPOの方の担当さんは「ずーっと飲むんですか~?!」と・・・。しかも、小学校なのに、なぜか・・・おちょことおちょうしがある・・・さすが泰阜・・・。
おでんは、この地方特有の「ねぎだれ」で食しました。
しょうゆに刻んだねぎを入れただけですが、これが結構おいしい。具にのせて食べます。
ちなみに、おでんには当然のごとくジャガイモを入れたんですが・・・逆に驚かれました(汗)。皆のところは入れないらしい・・・。ホクホクしておいしいんだよ~~!ウチでは絶対入れたい一品です。
テレビの取材も入ってました。協力隊OBということで、川ちゃんも参加しています。打ち解けてきた雰囲気の中、最後はクルーの皆さんも一緒に食事してもらって終了。楽しかった~♪
「ふるふる」の皆にはお風呂に行ってもらっている間(ここは実はボイラーが点かず、お湯が出なかった)、私たちは片付け。
布団は、会議室と称した奥の和室三間に敷いてもらいます。
私は練習があったので、この日は皆と一緒には泊まれず・・・。
ちなみに、13日が終わるまでは禁酒!していたため、私は飲まずに村長さん達の送迎をしていました。