12月10日には、社会福祉協議会のデイサービスで開催された忘年会に、演奏でお招きいただきました。今回は、相方の土屋君と一緒に「おにぎり楽団」を結成しての出演です(なんでおにぎりなのかは不明・・・)。
打ち合わせとリハーサルを我が家で行った時、二人で演奏できる曲をということで、このときは「ロンドンデリーの歌(別名はダニーボーイ)」を演奏してきました。そのほか、私は「龍馬伝」や「埴生(はにゅう)の宿」を演奏。そして、アンコールは「ジングルベル」でした。
演奏の後、「皆で歌でお返しします」と言ってくれて、デイサービスの皆さんで「故郷」を歌ってくれました。私も演奏で加わることができて、楽しかったです♪
「音楽で会場が一つになれた」一体感を感じた瞬間でした。やっぱり音楽って良いな~♪
12月24日の朝、あられや雪が舞う朝には、今年統合した泰阜小学校でも演奏してきました。ここでもおにぎり君は健在です(笑)。
今年ヒットした「ありがとう」や「天空の城ラピュタ」などを演奏して、二人では「崖の上のポニョ」を演奏し、皆は歌で参加してくれました。
実は、子供たちにはプレゼントがありました。前日に二人で焼いたカップケーキです。ホットケーキの素を使って、電子レンジで焼きます。100個くらい焼いたかな。それをラップで包んでいきます。
抹茶ミルク味と、イチゴ味です。
エレクトーンという楽器を使って、音楽があることで皆が一つになれるこの瞬間は、このような場でしかできない経験。東京にいたときは、ただ舞台で弾くことが多かったので、人との距離が遠かったのです。
協力隊として泰阜に来ることが決まったとき、一番考えたのが「楽器をどうしよう?」ということでした。確かに、安価でないものだし、「楽器」というデリケートなものでもあるので、実家に置いたままということも考えました。
でも。
やっぱり持ってきて良かったです。
楽器があって、弾ける場を与えてくれたからこその「感動」は、どんなものにもかえられない大切なものです。これは、お金では決して買えるものではなく、ふとしたことで得られることでもないと思います。
楽器自身にとっても良かったんじゃないかとも思います。
実家で弾き手のいないまま埃を被っているよりも、人の輪の中で音を響かせられることは、やっぱり「楽器としての存在」が一番輝くときだと思うんです。
すごく楽しい時間をありがとうございました♪
今年のクリスマスは、最高のプレゼントをもらったような感じです!