2010年12月31日金曜日

忘年会とクリスマス会♪


12月10日には、社会福祉協議会のデイサービスで開催された忘年会に、演奏でお招きいただきました。今回は、相方の土屋君と一緒に「おにぎり楽団」を結成しての出演です(なんでおにぎりなのかは不明・・・)。
打ち合わせとリハーサルを我が家で行った時、二人で演奏できる曲をということで、このときは「ロンドンデリーの歌(別名はダニーボーイ)」を演奏してきました。
そのほか、私は「龍馬伝」や「埴生(はにゅう)の宿」を演奏。そして、アンコールは「ジングルベル」でした。
演奏の後、「皆で歌でお返しします」と言ってくれて、デイサービスの皆さんで「故郷」を歌ってくれました。私も演奏で加わることができて、楽しかったです♪
「音楽で会場が一つになれた」一体感を感じた瞬間でした。やっぱり音楽って良いな~♪

12月24日の朝、あられや雪が舞う朝には、今年統合した泰阜小学校でも演奏してきました。ここでもおにぎり君は健在です(笑)。
今年ヒットした「ありがとう」や「天空の城ラピュタ」などを演奏して、二人では「崖の上のポニョ」を演奏し、皆は歌で参加してくれました。

実は、子供たちにはプレゼントがありました。前日に二人で焼いたカップケーキです。ホットケーキの素を使って、電子レンジで焼きます。100個くらい焼いたかな。それをラップで包んでいきます。
抹茶ミルク味と、イチゴ味です。

最後は、皆で記念撮影。学童保育で一緒だった皆も覚えていてくれて、駆け寄って来てくれた子がたくさんいました。すっごく嬉しかったし、「あの音とこの音が出てた!それとね・・・」と、エレクトーンで出した音を挙げていってくれた子も・・・。ほんと、すごく嬉しかったなあ。子供たちと、こんな会話がしたかったんです。「楽しい音楽の会話」を。

エレクトーンという楽器を使って、音楽があることで皆が一つになれるこの瞬間は、このような場でしかできない経験。東京にいたときは、ただ舞台で弾くことが多かったので、人との距離が遠かったのです。
協力隊として泰阜に来ることが決まったとき、一番考えたのが「楽器をどうしよう?」ということでした。確かに、安価でないものだし、「楽器」というデリケートなものでもあるので、実家に置いたままということも考えました。
でも。
やっぱり持ってきて良かったです。
楽器があって、弾ける場を与えてくれたからこその「感動」は、どんなものにもかえられない大切なものです。これは、お金では決して買えるものではなく、ふとしたことで得られることでもないと思います。
楽器自身にとっても良かったんじゃないかとも思います。
実家で弾き手のいないまま埃を被っているよりも、人の輪の中で音を響かせられることは、やっぱり「楽器としての存在」が一番輝くときだと思うんです。

すごく楽しい時間をありがとうございました♪
今年のクリスマスは、最高のプレゼントをもらったような感じです!

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