最初にその存在を知ったのは、短大時代のときでした。そのときのクラスメイトが高校でやってたので、その話を聞いたのが最初でした。ほほーって感じで聞いてたんだけど、私の地元では弓道の話を聞くことはなく・・・。
弓道は泰阜にきて始めました。
五月頃、担当の横前さんから「やってみない?」とのお誘いがあり・・・去年の協力隊の人もやったそうだし、「当たるかどうか分からないけど・・・」というわけで。
夏場は活動が忙しかったこともあり、時々道場へ行っては、細々と弓を引いて練習してました。
本格的に特訓を受けたのは、10月に入ってから。村長さんからの手ほどきで、夕方に練習してましたが、休みの日を中心に朝練習もあったり・・・。
そんな最中、10月17日にあった平島田地区の秋祭りのこと。
弓引きがあるから「見に来い!」と言われてたので、その日の朝練習で「私も引いてみたい!」と村長さんにお願いしました。
その時点で、まだ的前に向かったことがなかったんだけど、「今日だけ特別」というお許しをもらって、矢を仕立ててもらい、行ってきました。そそ。特別のお許しをもらったことで、とりあえず一回は的に向かって放ってみましたが・・・まず、的に届かない・・・(汗)
胴着もないので、普通の格好のまま行きました。昔はお祭りでの弓引きがどこの地区でも恒例だったようだけど、最近は引ける人も減ってしまって、この辺りでは平島田地区と三耕地地区くらいになってしまったそう。
秋祭りの弓引きに来ていた人たちは、弓道の会でも一緒の人たち。「今日はお許しをもらって来ました」って言いながら、ぽーんと放ったら・・・。・・・あれ?
小的という、通常よりも小さい的に、ぽすっと当たってしまいました。しかも、中心の黒いところ・・・。このとき、村長さんから言われたことを復唱して「とりあえず届け~」って放っていました。
お次は、小的よりさらに小さい金的。
どんな大きさの的でも、矢を放つときはこれだけ離れてます。この写真では金的だけど・・・これじゃ、ほとんど見えるかどうか・・・。
ちなみに、当てたら賞品は鏡餅一升!なんて言ってたら、これまたぽすっ、と・・・。
弓道場では矢返しという板があり、矢が上に飛んでいくのを防ぐんですが・・・どうしても当たるのが怖かったんです。当たったら、なかなか抜けないし。
だけど、このときはそれがなかったので、開放感があったみたいで・・・矢の離れが良かったのかもしれません。
ともかく、「こんなに早く金的に当てちまって~」と言われました(笑)
金的に当てたら、お祝いの儀式(?)がありました。お酒が注がれ、お餅一升を受け取ります。ちなみに鏡餅の上の部分は私のところに来ましたが、下の部分は人数分に割って皆さんに。
弓道の作法をまったく知らないので、何がなんだか分からない~(汗)言われるままに従ってました。
その後も練習を重ね、入退場の作法も教わり、11月28日には第66回南信弓道大会にも出場してきました。
「的前に向かえるようになったら袴を買う」という目標も達成できて、しっかり引いてきました。
結果は二中!(二本の矢が的中)
やっぱり緊張していたし、当たるとは思ってなかったので、当初の目標以上になってよかったです♪
で、現在ですが・・・。
年末近くなって、左の親指の付け根が痛み、土鍋のふたが持てない!ビンのふたが開けられない~!!
横前さんに聞いたら、「弓のやりすぎ」という答えが返ってきました。
手の内(弓の持ち方)を整えるときや、弓を引いたときに弦の力がかかるようで・・・。
ちょうどエレクトーンの演奏を頼まれていた時期でもあったので、「大丈夫かな~・・・」と思ったけれど。幸いなことに影響はなく、無事に済みました。
年末年始は、弓もちょっとお休み。
新しい年には、またがんばるぞ~♪
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