2010年12月1日水曜日

4泊5日の短期農山村体験 二日目

二日目は、朝7:00に行くと、皆はもう起きて朝食の支度中でした。
学校の家庭科室なので、一通りの道具がそろっているのが良いところ。ストーブもタイマーセットができたので、起きてくる頃には部屋を暖めることができていました。
おでんの残りもあり、卵を焼いて、味噌汁を作って・・・。




朝から、しっかり笑ってくれてます♪
前日の硬い表情がかなりほぐれてきたようで、とりあえず一安心でした。






この日は、3件の農家さん宅に分散してのお手伝い。その出発前には、少し時間があったので・・・この写真の後ろの校舎を少し探検してみました。
実は、もう全然人が入っていない危険校舎ということで、私たちも入ったことがありませんでした。なので、何かあったら大変なので絶対一人では入らない、ということを合言葉に、ドキドキしながら探検!
思ったよりも校舎はしっかりとしていて、とても趣がありました。風雨にさらされ、古びた木の質感は人工では出せないもの。何かに使えると良いんだけどな~。ちなみにプールもありましたが・・・こちらは底がはがれて使えません。なぜか、校舎の裏に竪穴式住居もあったりして・・・。

私たちが今回お世話になったのは、金野地区の松下農園さん。
着いてすぐに「まあまあ」と案内されたのは、炭のコタツ。これには皆も驚いてました・・・。
お互いに自己紹介をしてもらい、まずは干し柿の作業。干してある柿を、別の場所に移動することから。だけど、途中で雨が降ってきてしまい、中断せざるを得なくなってしまいました・・・。



それでも、お昼前には少し雨も上がったので、皆でりんご狩り。大きなりんごが重そうになっていました。
意外なのは、りんごを持って上に引くと、ポロっと簡単に取れるということ。実が重いから、ハサミで切らなきゃならないほど、もっとしっかりついているのかと思ったけど・・・。
お昼ごはんをいただいた後、炭のコタツでお昼寝。そして、午後はひたすら柿剥き。私も含めて、全員が初めてだったので興味津々でした。もちろん、最初は慣れず・・・私はヘタを取っていたんだけど、結局一コンテナ分の差があったはずの柿剥きに追いつかれてしまいました。早いっ!!


夕方には、黒見地区のお宅にお呼ばれ。
なんと、夕飯とお風呂を頂くことになりました。写真は、炭火で五平餅を焼いているところ。気をつけないと、すぐに焦げます。ちなみに、五平餅に塗っている味噌は、胡桃とゆずの味。
お風呂は、半外風呂。普通に覗けてしまえるので、私が釜炊きをしながら見張り役。薪のお風呂なんて普通は入ったことないし、湯船にさりげなく入っていたゆずに、皆は歓声をあげていました。


実はかなりの人数でした(汗)全部で・・・13人くらい?
でも、たくさんのお料理、おいしくいただけました♪ここのお宅は、食器も古いものが多くて凝っています。目の保養にもなりますよ~。後からご主人も合流してくださって、それはにぎやかでした♪猟の話を中心に、珍しい話も聞けます。ここのご主人は、罠で有害鳥獣の駆除をしているんだそう。

宴もたけなわになり、皆で学校へ帰りました。
私も皆と泊まりたかったけど・・・あと一日の辛抱!家に帰って、エレクトーンの練習です。翌日はいよいよ本番です!
・・・この頃、楽器とストーブの間の床で寝て、明け方むっくり起きて何事もなかったかのように弾くことが増えました・・・。

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